社会保険労務士試験の救済システムの実態を明かす

社会保険労務士, 救済

社会保険労務士の試験では「救済」が入るという情報が毎年飛び交います。この情報に惑わされてしまう受験者も必ず続出しており、もはや「毎年おなじみのワンシーン」と化しているようです。困ったことに、一流の予備校に通って勉強している人たちでさえも、案外とこの救済の情報によって判断力を鈍らせてしまうケースが相次いでいる始末ですね(講師が、しばしば救済の予想を間違えているのですから、致し方ないかもしれませんが)。

救済とはところで、どんなことでしょうか? 社会保険労務士の試験では、出題形式および試験科目に応じて、合格ラインが存在します。そのラインに達していない分野があれば、その時点で不合格になってしまいます。しかしその原則が破られることがけっこうあります。これは、合格率をコントロールするための措置ですが、合格ラインが部分的に引き下げられることがよくあるのです。現に、平成26年度は、「健康保険法」・「雇用保険法」の選択式問題でそれぞれ救済が入り、それから「労務管理その他の労働に関する一般常識および社会保険に関する一般常識」の択一式問題で救済が入りました。

救済といっても、せいぜい1点や2点の差しかありませんが、その1~2点が違うだけで、膨大な受験者の合格が左右されるのですから、毎年その部分で泣きを見る受験者が続出しています。

それくらい重大な結果をもたらすからこそ、救済にこだわる社会保険労務士受験者が大量に出てきます。その気持ちはわからないわけではありません。とはいえ、救済の出どころを突き止めようとするのは間違いですね。

救済の予測は毎年、社会保険労務士試験の前から各地で行われています。一流の講師が発表することもありますね。しかし、これらの情報にしても外れることが多いですしたいしてあてになるわけではありません。そのようなことに神経を使うよりも、勉強そのものに注意を向けたほうがずっと建設的でしょう。

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